「小倉百人一首一覧・暗記帳」の小テスト

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【問題1】次の上の句について、下の句を選んで答えてください。

上の句	下の句
淡路島かよふ千鳥の鳴く声に	をとめの姿しばしとどめむみだれてけさは物をこそ思へ幾夜ねざめぬ須磨の関守もれいづる月の影のさやけさ
風をいたみ岩うつ波のおのれのみ	くだけて物を思ふころかな昼は消えつつ物をこそ思へ昔は物を思はざりけりかひなくたたむ名こそをしけれ
さびしさに宿を立ち出でてながむれば	ながれもあへぬもみぢなりけりいづくもおなじ秋の夕ぐれ世を思ふゆゑに物思ふ身は衣かたしきひとりかも寝む

【問題2】次の下の句について、上の句を選んで答えてください。

下の句	上の句
なほあまりある昔なりけり	難波江の蘆のかりねのひとよゆゑ立ちわかれいなばの山の峰に生ふるちはやぶる神代もきかず竜田川ももしきやふるき軒ばのしのぶにも
人づてならで言ふよしもがな	いまはただ思ひ絶えなむとばかりを思ひわびさてもいのちはあるものを月みればちぢにものこそかなしけれつくばねの峰よりおつるみなの川
なほうらめしき朝ぼらけかな	あけぬれば暮るるものとは知りながら世の中はつねにもがもななぎさこぐあしびきの山鳥の尾のしだり尾のありま山ゐなの笹原風吹けば

【問題3】次の句の作者を選んで答えてください。

上の句・下の句	作者
花の色はうつりにけりないたづらに　わが身よにふるながめせしまに	小野小町中納言家持前権中納言匡房大納言公任
ほととぎす鳴きつる方をながむれば　ただありあけの月ぞ残れる	後徳大寺左大臣崇徳院天智天皇藤原興風

【問題4】次の作者が詠んだ歌を選んで答えてください。

作者	上の句・下の句
伊勢大輔	み吉野の山の秋風さ夜ふけて　ふるさと寒く衣うつなり憂かりける人を初瀬の山おろしよ　はげしかれとは祈らぬものをなげけとて月やは物を思はする　かこち顔なるわが涙かないにしへの奈良の都の八重桜　けふ九重に匂ひぬるかな
大納言経信	夕されば門田の稲葉おとづれて　蘆のまろやに秋風ぞ吹くおほけなくうき世の民におほふかな　わがたつ杣に墨染の袖夜もすがら物思ふころは明けやらで　閨のひまさへつれなかりけりわが庵は都のたつみしかぞすむ　世をうぢ山と人はいふなり

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