246の魅力
国道246号線、通称にーよんろく。東京・三宅坂から静岡県沼津市までを結ぶこの国道には、人を惹きつける何かがある。
何といっても、おしゃれなのだ。赤坂、青山、表参道、渋谷、三軒茶屋、二子玉川.... テレビや雑誌でよく取り上げられるおしゃれな全国区のスポットを数珠つなぎに貫く246。実におしゃれだ。国道1号(第二京浜)ほど優等生っぽくないし、国道15号(第一京浜)ほど平坦でもないし、国道20号(甲州街道)ほど地味でもない。地図で見れば2時の方向から8時の方向へとほぼまっすぐに走っているので平坦そうに思えるが、実際は細かい起伏に富む。
「246」という数字の魔力!?
246という数字にも魔的なものを感じる。
偶数が順に並んだ数列。「123」ほどシンプルでなく、かつ、「624」とか例えば「381」といった数ほどランダムでもなく、何か琴線に触れるものがある。それは例えば「ドミソ」の和音にも似たハーモニーを生み出しているかもしれない。「ドレミ」の順に音を重ねても耳障りな不協和音しか出ないが、「ドミソ」の順に音を出せば耳に心地いい音となる。あれと似ているかもしれないのだ。
偶数が有する、あるいは喚起するまろやかさも一役買っているかもしれない。奇数というと、一人っきり、三角関係、ペンタゴン(アメリカの国防総省).... 何か不穏で荒涼とした連想が続く(故意にラッキーセブンを省いたあたりが情報操作っぽかったりする)。一方で偶数は、ペア・カップルといったものを含意しており、調和を感じさせる。ちょっとこじつけだが。
さあ、歩こう。
とにかく、国道246号線は魅力的だ。そんな246を、私は三宅坂の交差点からできるだけ歩いてみた。ルールはただ一つ。「足に豆ができて歩けなくなるまで」。
腰に万歩計をつけ、デジカメを持って、いざゆかん。
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