第1章 真夜中の熱海編 −熱海駅→サンビーチ→錦ヶ浦→清水町商店街−
行程:1 真夜中の熱海編→2 朝の熱海・錦ヶ浦編→3 朝の熱海・サンビーチ編→4 箱根・地獄のハイキング編→5 箱根・大涌谷編
熱海駅前 2007.5.4(金) PM11:40
私、別府出身なのに、他の温泉地へ行ったことがほとんどありません。そこで、客観的な視点から別府を見つめ直すべく、熱海と箱根に行ってまいりました。
というのはほぼ大義名分で〜す。まあ、行きたいので行ってきました。
JR熱海駅に着いたのは、ゴールデンウィーク真っ只中の夜遅く。店などほとんど開いていない中、海岸のホテル街目指して歩きます。

おーっと、いきなりキレイな夜景が出現。青く輝く砂浜は、熱海のシンボル、サンビーチです。ホテル街では、色とりどりのネオンが輝きます。

シャッターを開く時間を長めにしてみました。もっとキレイに撮れました。
お宮の松 2007.5.5(土) AM0:05

坂を下り、汐見洞というトンネルを通り抜け、海沿いを歩きます。日付が変わり、サンビーチの青いライトも消え、熱海の浜辺を闇が包みます。
写真は「お宮の松」。明治の文豪、尾崎紅葉の代表作『金色夜叉』で、貫一・お宮の別れの場面がここなのだそうです。夜中なので周りには誰もいません。
金色夜叉か。今度読んでみよう。この「お宮の松」、何も知らない人間から見たらただの松なのか、と思うと少し寂しい気持ちになります。
…それにしても、夜中にここを歩いているオレって何なんだろう…。

浜辺を走る国道135号線をさらに南へ歩きます。サンビーチを過ぎると、熱海の歓楽街に入ります。中心部を流れる「糸川」と「初川」の間に、数々のスナックやソープランドが軒を連ねます。写真は、初川に架かる橋から山手を撮ったもの。
ソープランドがメインストリートに面しているのが驚きですが(別府の場合はメインストリートの一本裏にある)、呼び込みは特になく、安心して歩けます。
夜が遅いとはいえ、スナックとかもっと開いていてもいいのでは? と感じさせるあたり、熱海も別府同様、下町は苦戦しているのでしょうか。
錦ヶ浦周辺 AM0:30
狭い市街地を抜けると、国道135号線は再び山に突入します。夜景がなるべく見たいので、海手の細い道に入ります。街灯はなく、真っ暗です。

不気味なトンネル出現。この「観魚洞」を抜けると、錦ヶ浦のホテル街に入ります。

熱海は、「東洋のナポリ」と呼ばれているのだとか。あれ? 別府も「東洋のナポリ」ですよ!! どちらが「東洋のナポリ」にふさわしいか、熱海と別府、日本を代表する二大温泉地の間でバトルが勃発…しそうにないな。今ではどちらの温泉地も、かつての賑わいには遠く及びません。
ちなみに、鹿児島も「東洋のナポリ」と呼ばれているそうで、こちらはナポリと姉妹都市にまでなっています!!
さて、ナポリに住んでいるイタリア人は、熱海や別府や鹿児島を知っているのでしょうか? おそらく知らないだろうな。
清水町商店街 AM1:00

熱海の中心商店街、清水町商店街です。真夜中なので誰もいません。

で、しばらく歩くと、突如「熱海七湯」と書かれた看板が。ありゃりゃ、別府には「別府八湯」があるというのに。「東洋のナポリ」はいいとして、そこもパクりますか、熱海さん?
というのは冗談ですが、最近では那須でも「那須七湯」という呼び方をしております。…ひょっとするとパクったアイデアを借りたのは別府の方かも。
ちなみに、別府八湯は「べっぷはっとう」と読み、別府温泉・浜脇温泉・観海寺温泉・堀田温泉・明礬温泉・鉄輪温泉・柴石温泉・亀川温泉という8つの「温泉地」を指し、それぞれ泉質もバラバラ、場所も結構離れています。
一方、熱海七湯は「あたみななゆ」と読み、大湯・野中の湯・佐治郎の湯・風呂の湯・清左右衛門の湯・河原湯・小沢の湯という7つの「源泉」を指し、どれも市街地の歩ける範囲に集中しています。見るだけで入浴できない(源泉はホテルなどで利用されており、こちらには入浴できる)のが残念です。
さて、夜景も楽しんだし、そろそろ寝るかぁ…と思ったのですが。
ゴールデンウィークということで、どのホテルも満室。空いているホテルがあった、と思ったら宿泊料金が高い!! 駅前のカラオケボックスは午前2時で閉店(…オールナイトでやって欲しいな)。マンガ喫茶も見当たらない。
というわけで、サンビーチの近くのファミリーレストランで一夜を明かすことにしました。窓からはサンビーチとホテルミクラスのカッコいいネオンが見え、雰囲気はなかなかです。
軽く睡眠をとりつつ、「自分を変える10のストーリー」という本(熱海のコンビニで買いました)を読みつつ、食べ物もしっかりオーダー。
AM2:15 まずは餃子。
AM2:30 ガーリックパンとポタージュをオーダー。
AM3:00 そろそろミックスピザの時間だな。
度重なるオーダーに、店員はやや呆れ顔でした。
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