元素周期表の架空都市 検見洲市 |
元素の周期表(超長周期型)を基にした架空の都市です。 元素名を町名に見立て、各元素の性質を施設名や地形などに織り込みました。 「検見洲市」(けみすし)の由来は、英語で化学を意味する「chemistry」(ケミストリー)です。 |
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検見洲のひみつ
元素周期表をもとにした架空都市「検見洲市」。
ただ町名が元素名のダジャレであるというだけではなく、実は元素のさまざまな性質をふんだんに織り込んでいます。 ひみつ1 なぜ「丹楠天駅」は地下駅なのか?
A. [融点]が高い元素の町ほど標高が高く、タングステンは[融点]が高いから。
検見洲市の西部から中部にかけては、丹楠天町(タングステン)を頂上とする小高い丘が広がっています。また、繁華街がある北東部には低地が広がりますが、炭焼町(炭素)付近は小さな山になっています。
ひみつ2 なぜ実際の元素周期表と違い、通りが曲がっているのか?
A. 南北の通りの長さは各元素の[原子半径]に、東西の通りの長さは各元素の[イオン半径]にだいたい比例しているから。
同族元素では、原子番号が大きいほど原子半径が大きくなります。なので、検見洲市の南北の通りでは、各町での長さは北ほど短く、南ほど長くなります。
同一周期の元素では、原子番号が大きいほど原子半径が小さくなります。なので、検見洲市の南北の通りでは、各町での長さは西ほど長く、東ほど短くなります。 同族元素のイオンでは、原子番号が大きいほどイオン半径が大きくなります。なので、検見洲市の東西の通りでは、各町での長さは北ほど短く、南ほど長くなります。
同じ電子配置をとるイオンでは、原子番号が大きいほどイオン半径が小さくなります。なので、検見洲市の東西の通りでは、各町での長さは長い順に、十六番街沿い(16族)→今日原通り沿い(17族)→(1つ南の通りに移る)→阿留刈通り沿い(1族)→二番街(2族)...となります。 ひみつ3 なぜ繁華街が市の北東部にあるのか?
検見洲市の北東部
検見洲市の南西部
A. [イオン化エネルギー]が高い元素の町ほど区画数が多いから。
イオン化エネルギーは元素周期表の右上ほど高く、左下ほど低くなります。なので、検見洲市の繁華街(区画の数が多いエリア)は北東部にあり、南や西に行くほど郊外の風景が広がります。
その他にもさまざまな小ネタ...失礼、ひみつを織り込んでいます。都市計画をご参照ください。
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