東別府駅を出てすぐの場所にあり、高崎山からも近い場所にある東町温泉。2階は地区の公民館になっており、まさに地元の住民の温泉。…と思いきや、別府市街地方面から車でやって来る入浴客もいました。無人の番台でスタンプを押し、青いトタン板に「男湯」と素朴に書かれてあるのを見て「…このままスタンプだけ押して温泉に入らないで帰ろうかな」と良からぬことを3秒ほど考えた後、浴場へ。(ちなみにスパポートには「入浴せずに記念印を捺印する者、その他(中略)不正事項を働いた者は破門扱いとし、特に悪質な者は、地獄獄門巡りの刑に処する」と書かれています。ああ、恐ろしや。
先客は3名。「こんにちは」とあいさつ。皆さんあいさつしてくださいました。浴場に入ってびっくり、洗い場は結構広いのに、浴槽が不釣合いなくらい狭い!! これは地域の住民の絆を深めるための心遣いというか演出なのでしょうか…。
狭い浴槽に私と60代くらいの男性、合わせて二人で入湯。お互いに、ちょっとばかり気遣い。泉質は透明で至って普通でしたが、少し熱めでした。
それにしても、洗い場の隅の湯元といい、脱衣所の棚といい、実に年季が入った感じでした…。
||別府八湯
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