下町風情漂う千代町。その中にある紙屋温泉は、いかにも別府の路地裏にある共同浴場の典型といった感じです。私が訪れた日は元日で、正月3が日のため無料で入湯できましたよ。
正月ということで、温泉にはザボンが何個か浮かんで、いい香りが漂っていました。それにしても昼間なのに人が多い、先客が3~4人はいましたね。温泉は少し金属の香りがしました。浴場の隅に温泉を飲めるスペースがあって、飲んでみると…やはり金属の味がしました。古い感じの温泉なのですが、清潔感がありましたね。
表に出ると、先ほどは気づかなかった「源泉掛け流し」と書かれた看板が。源泉掛け流し、別府ではありふれているのですが、これって凄いことなんですよね。例えば東京で天然温泉に入ろうと思ったら、場所は限られていますし、お金も…そうですね、野口英世は軽く飛んでいきますし。そんな別府の温泉の恵みに感謝しつつ、雪の中、私の温泉めぐりは続きます。
||別府八湯
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