特徴的な形をした田の湯温泉。別府駅に近く、かつては温泉の名の通り、田園地帯だったらしいのですが、現在は民家やマンションが密集する住宅街となっています。入口の前では、番台の"おじょうさん"と近所の"おじさん"が和やかにしゃべっています。二人が話し終わるのを待って、中へ入ってみました。
白を基調とした浴場内はまだ新しい雰囲気が漂い、清潔感があります。木のロッカーもまだ新しい感じ。これだけキレイだと、すぐにでも温泉に入りたくなりますね。温泉施設にとって清潔さがいかに大切かが分かります。
で、入ってみたのですが、 「熱い…」 別府の温泉は全般的に熱めなんですが、田の湯温泉はその中でも割と熱い方だと思います。一つの温泉には3分間浸かることに決めているのですが、3分経って温泉から上がると、頭の血管がドクドクドクドクしているのが分かりました。湯の温度は43、4℃ぐらいでしょうか。浴場内には「浴槽適温=42℃」という貼り紙が。42℃という湯の温度、別府では普通なのですが、他地域に住んでいる方には熱いと思います。この熱さが別府スタンダード。ホテルの温泉は観光客向けに湯温がぬるめであることが多いのですが、市営温泉や共同温泉は全般的に熱いです。別府生まれの私、熱いお湯には慣れていたはずなのですが、帰省したばかりで入った3軒目の温泉だったためか、かなり熱く感じました。今回の湯めぐりでは4日間で50ヶ所から60ヶ所をまわる予定なのですが、3軒目にして心が折れてきました。ああ、こんな調子で大丈夫なんでしょうか…。「三日坊主」ならぬ「三湯坊主」にはなりたくないな…。
||別府八湯
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