山地獄の横に、神和苑の入り口があります。そこから、長い石畳を歩くと、おっ、思ったより普通の民家のようなたたずまいの旅館がありますね。入浴料の800円をここで払うと、離れに案内されました。その名も「青の湯」、まさに青い(というより、青紫色の)温泉です。着色料など入れていません、天然の、青い温泉です。中学生くらいと思われる、SPEEDを想わせる女の子4人組も「青の湯」の建物に入ります。ここは、若い入浴客が多かったですね。男湯にも高校生くらいの男の子が何人かいましたし。
まずは内湯。ああ、サファイアブルーです、ものすごく青いです。近くにある海地獄のコバルトブルーとは違って、何と言うか、もっと濃い、紫がかった、魔法のような青ですね。ここなら、若い女性もお姫様気分を味わえるに違いありません。
続いて露天風呂へ。普段は青紫色に染まるらしいんですが、この日はあいにく、白っぽかったです。温泉の色は気まぐれ、でもそこが面白いですね。湯加減、湯の感触は至って普通でした。
||別府八湯
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