「SHIRASAGI」と緑色で書かれた看板が何とも昭和の雰囲気を醸し出すホテル白鷺(しらさぎ)。会席料理が人気で、入口にはたくさんの団体さんの名前がありました。
館内も、昭和のレトロな雰囲気が漂います。エレベーター、大浴場へ向かう通路、時が止まっている感じがいいですね。大浴場の脱衣所の棚はエンジ色で、やはり昭和テイスト。トイレも昭和テイスト。個人的には、脱衣所内に傘の置き場がなかったのが少し残念でした。
浴場の扉を開くと別世界、白い湯気がもうもうと立ち込めています。白い壁、湯元(のように見えますが、実は「水」元。湯元は分からずじまい)の観葉植物(カンノンチクでしょうか)、地獄めぐりの白池地獄を想わせて南国テイストが広がります。宿泊客が多い割に大浴場内には私一人だけ。泳げそうなほど広々とした温泉を満喫してまいりました。入口付近には、これまた昭和テイストの温泉分析書が。手書きの黒い文字で、「泉源3本、泉温(源泉だと思われます)63℃」と書かれています。「水」元から水がジャバジャバ入っている(ということは、どこかから温泉もジャバジャバ入っている)のも納得、豊富な湯量を誇る温泉です。
湯上がり、脱衣所の冷房がガンガン効いていたのが印象に残っています。汗もあっという間に引いてしまいました。
||別府八湯
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