「太陽の湯」。ここは、身体障がい者施設「太陽の家」の中にあるバリアフリーの共同浴場です。太陽の家は、入所されている方の働く場、生活の場であり、多数の企業の工場があったりしてとても広いのですが、「太陽の湯」への案内看板はあちこちにあるので迷いません。
…と書こうとしたのですが、実は迷ってしまいました。車いすの方とすれ違いつつ、看板通りに進んだところ、広いスペースが。そこには「従業員浴場」の文字。あれっ、ここが太陽の湯? ここじゃないはず… と思い貼り紙を読むと、受付で許可を取って入浴してくださいとのこと。なので太陽の家の受付に行くと、 「太陽の湯ですね。ここで許可を取らなくても大丈夫です、看板通りに進んでいただくとありますよ。中に番台さんがありますので、そこでお金を払ってくださいね」 とのこと。再度看板通りに進み、先ほどの従業員浴場の脇の細い通路をまっすぐ進むと、ありました、「太陽の湯」の看板です。(従業員浴場は、施設に入っている方向けなのですね。広いスペースは車いすでも入りやすいようにするためと考えると納得。)
営業開始の正午とほぼ同時に来たのですが、地域の住民とおぼしき先客がいました。一番風呂、ならず。浴場は全体的に白で統一されており、清潔感があって明るいです。浴槽には手すりがあり、バリアフリーの配慮もされています。洗面器がとても大きいのが印象的でした。湯加減もちょうどよし。ここは、快適さ、安さでいうと穴場だと思います。願わくば、従業員浴場の横にもう一つ看板があれば…。
||別府八湯
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